HSPのP子のブログ

日本を飛び出し、息子と二人で台湾に住んでいるP子のブログです。

◆昨日たまたま入った音楽酒場ですごく癒されました。今後の流れはたぶんソッチ系なんだろうな・・

今住んでいるところは街中のとても便利なところで割りとどこにでも歩いていけるのですが

台南の海安路という道路沿いには、小洒落たバーなどがだーっと並んでいて

夜はたくさんの人で賑わっています。

治安は悪くなく、気軽に楽しめる感じです。

そこを息子と歩いていたら、いい感じで重低音の音楽が流れてくる店があって。

中をちょこっとのぞいてみたら、茶×赤の渋めの内装。暗めの照明にアロマキャンドル。

まさに「ツボ」で「こりゃちょっと入らずにはいられない」と感じたので、息子もいたので入っちゃいました(一人のときはなかなか入らないけどね)

 

そこに昨日は2、3時間くらいいたのですが、癒されて疲れがすごく取れました。(マッサージ並に疲れが取れた感じ)

かなり音響がすごいというか重低音が直で来る感じの店で、空気が振動するし、座っていたソファの表面までがぶるぶる振動するほど。

なんだかすごく疲れが取れて元気になりました。

 

音楽の癒し効果はスゴイものがあると感じます。

最近では元JUDY AND MARYのYUKI がいつまでも若いのにとても驚きましたが

歌手やミュージシャンの人って、なんだかいつまでもやたらと若い人が多いと思うのですが

あれは普段から、「音」をからだで感じているからではないかなあ・・と思うのです。

 

音は空気振動なので、ぶっちゃけ「全身マッサージ状態」なのかもしれませんね。

 

私はそこでジンライム、息子はフルーツティーとピザを食べました。

ピザは手作りで美味しかったです。

「ピザって原価の割りに価格設定が高めでもOKで、利益とれて商売としてはいいよね」などと息子と話しながら食べました。

息子のフルーツティーはお店のオススメでしたが本当に美味しかったです。

私は息子からフルーツを奪うのがとても楽しかったです。

 

ふと20年くらい前のこと、お勤め仕事と実家が非常に辛かった頃、宝石や天然石に非常に癒され、仕事帰りにやたらと見て廻り、買いあさっていた頃のことを思い出しました。

ご飯はろくに食べず食費を削っても石や宝石を買い集めていました。

給料日には店に直行して「お取り置き」したものを全部買ってしまい、お財布はすっからかんでした。

 

今振り返るとちょっと異常かもですが、それほどの癒し効果と必要性を感じていたわけです。

当時、私にとって天然石や宝石は「私の心のよりどころ」で「お守り代わり」でもありました。

結果的に、好きが高じてネットショップを開いちゃって、それが今に続いているので「どうにもならないほど好きなこと」というのはその人にとって「どうしても必要なこと」なのかもしれないと思います。

 

そういうものが人生や運命を開いていきますね・・。

 

好きなもので「もうどうにも止まらない」ものは、仕事にしてしまったほうがいいと思います。(そのほうが生活が破綻しないから)

 

当時(20年前)値段と派手目のデザインに躊躇し

「高いし付けていくところもない」と思い買わなかったけれど

「やっぱり無理しても買っておけば良かった・・」と今でも後悔してしまうガーネットのネックレス。デザインを今もまだ覚えています。

「一期一会」ですね。強烈に欲しいものというのは、思い切って手に入れてしまったほうがいいのかもしれません。

もちろん、ものにもよりますけどね。

 

今現在は、仕事のあと、息子と音楽がガンガン流れるところに行くのがクセになりそうですが

もともと私はこういう場所は好きなのですが、友人たちとは食事やカラオケ等には行っても、ダンスとか音楽の流れるこういう場所には「行きたくない」と言われ、なぜか息子しか付き合ってくれないので(娘も付き合ってくれなかった)、これもまた意味があることなんだろうと思います。

1年365日、土日も休まず毎日仕事する生活をもうたぶん10年くらいは続けているので、夜はちょっと繰り出してもいいんじゃないかなーと思っています。

いろんな店を廻って、息子とやれる店、やりたい店を考えていけたら、イメージを具体的な形に絞っていけたらいいなあと思っています。

 

イメージとして一番好きな店は恵比寿のルージュ・バー・ジョエル・ロブションです。いいですね~。

 

息子が「またサックス吹きたいな~。今度の誕生日プレゼントにサックス買ってよ~」とねだってきます。

息子は高校では吹奏楽部で、バリトンサックスを吹いていました。

「え~。語学学校とサックスと、どっちかを選んでよ」と私が言うと、息子は迷いに迷っていました。

タロットカードで自分で占っていましたが、結果は「サックス」

 

語学はあとでいいのかな・・?

 

あまり知られていませんが、台湾は世界有数のサックス生産国でもあります。高品質なサックスが低価格です。

「ボクはサックスを買いに台湾に来たのかも~」などと息子は言っています。

 

息子が台湾に来てから、昼間は息子と仕事をし、夜は音楽、みたいな生活になりました。

 

夜、仕事やご飯の帰り道、息子はいつもボカロを歌っています。

息子は夜、なぜか歌いたくなるそうです。

(火星天王星セスキーだし、基本的に変った人というか、自分から変わったことしたほうがかえってトラブルに巻き込まれにくい配置とも言えるので、息子が多少変な事をしていても他人に迷惑がそれほどかからない限り、私も特に止めないことにしている)

男が野太い声で歌っていても誰も見ない、誰も振り返らない、誰も特に気にも留めないところ、台湾。

こういうとこスゴイなあ・・と思います。

「許容」されている感じ。

「なんでも受け入れてしまう」感じ。

そういう「懐の深さ」みたいなものが、ある意味、なんだかスゴイなあと思います。

こういう空気感があると、少し変ったところのある息子もノビノビできます。

ストレスもたまりにくいですね。

 

そういえばこの前、カフェで息子と鑑定書作りをした後。

好きなティラミスを食べていた息子は

「ここは天国なんだろうか・・・幸せ過ぎて何だか自分、運を使い果たしてしまっているかもな気がする・・大丈夫なんだろうか・・」などと言っていました。

「は?なんで?」と私が言ったら

「毎日美味しいものがお腹一杯食べられるから」と言っていました。


「・・・あんたも苦労したのねえ・・」と二人で笑いました。