私が忙しすぎるので、息子にどんどん仕事を教えています。どうしても学校行きたくないなら代わりにどんどん働かないとね(日本ではしんどくて働けなくても海外なら働ける人ね)
今日も息子と一緒に鑑定書を作っていました。
息子はPC好きなだけあって、ブラインドタッチがけっこう早いので、助かります。
ただ息子が甘えん坊なので、仕事を一緒にするのがウザ~くなってくることがあります。(ものすごく正直にホンネを書いてしまいましたが)
私にもたれかかってきたり、「頭マッサージして~」など仕事中の甘えがヒド過ぎなんですよねこの人は。
いくら止めろと言っても止めないので「・・ウザイ・・」
だから私は1人で仕事したくなってしまい。実際そうすることも割りとよくあります。
ぶっちゃけこういうタイプとは、ちょっと距離置かないと、私としてはやってられないのですね^^;
私はネットショップが仕事なわけですが
現在、このネットショップだけでなく、実は他にも3つ4つショップをしているので、
その管理やお問い合わせ返信等、いろいろやっているとけっこう時間も手間もかかるもの。
実際、毎日毎日やっていると、お問い合わせ返信だけで疲れ果ててしまっている日もあったりします。(だからネットショップの休業日の設定日を多めにしている)
こんなふうだから、全部1人でやるのではなく
これから少しづつ息子にネットショップの管理をしてもらえるようになるといいなあと思い
仕事を教えながら、毎日一緒に仕事しています。
私は仕事中に話しかけられるのがとてもニガテなのですが
でも「今忙しいからムリ」というだけだと子供に「自分はママに拒否られている」などと思われてしまうみたいですが
仕事を教えたり、実際に一緒に仕事することで、「お母さんは本当に忙しいんだ」ということが子供にもよくわかると思うのです。
「仕事が忙しいときにウダウダ文句言われたりベタベタ甘えられたりすることがどんなに心理的に負担か」
ということもできればわかってもらいたいし
実際、仕事を息子に振ることができれば、息子も仕事で成長するし
ヒマだと人間ろくなことにならないしね。
台湾で、今まで息子と郵便局には、もう何度も何度も行っているので
「もう慣れたし何するかわかったでしょ~。だから今日、1人で郵便局行って天然石を国際書留郵便で発送して来てよ。いつもと同じだから簡単だから」
と息子に言ったのですが
すると「えええ~ムリ~。そんなのムチャ振りだ~」と涙目。
「は?今まで何度も一緒に郵便局行ったじゃない。やり方も毎回教えたのに、なんでそれがムチャ振りなのよ?」と聞いたら
「言葉ができないしコミュニケーションできない」「ボクにはお母さんみたいな度胸はない」
などというので
「ママだってろくに言葉できないよ!」
「言葉が通じないなら、あとは気合と身振り手振り。それに筆談できるし。翻訳機もあるし何でも使えばいいやん」などと言いましたが息子の目は涙でウルウルしていました。
それ見て「・・これってムチャ振りなのかなあ???」
頭の中に「?」が今もありますけどね・・。
それくらいのことすらできなくて、この先海外で暮らすつもりなの?この人は。
そのほうがムチャなんじゃないの、と私は思います。
それに人間同士だから「伝えよう」という気持ちがあれば伝わるしね。
こちらが「伝えよう」と思い、相手に「理解しよう」という気持ちがあれば伝わります(どちらかが欠けている場合は無理)
Lineの翻訳機だってあるし言えないなら書けばいい。何とかしようと思えば何とかなるはずなのです。
学校も行かずに海外で暮らすなら、周りの人とはコミュニケーションを取り、仕事も毎日どんどん手伝って当たり前。
息子のほうが「甘い」と私は思います。
息子はネイタルに「何か立場・役割が決まっている」「道が決まっている」などと言われる六ぼう星の持ち主。ちょっと変形してるし一辺欠け落ちですけど。
日本では小中高と不登校になり。
台湾でも学校に通いたがらないしね。
2年ちょっと前、私が苦労して頑張って、台湾に連れてきた息子と娘ですが、結局日本に戻ってしまったので
「もう子供たちは日本帰っちゃったし、もう台湾に戻ってくることもないだろう」と居留証の更新を放棄したあとで、息子はまたノコノコ台湾に来て。
居留証ないならもう高校には通えないのにさ。(大学なら居留証なくても学生ビザとかで行けるけど高校はムリ)
でも。
「学校行きたくない」息子にとっては
願ってもない環境ができあがってしまったわけですね・・。結果的に・・。
六ぼう星(グランドセクスタイル)とは、星の調整が上手くできあがっていて何か「お膳立て」が整ってしまっているような配置とも言えますが、息子を見ていると確かにそんな感じも受けます。
今、息子にとってはとても都合の良い状況が「出来上がった」「調整ができた」わけですね。
娘はお世話になった先生と相性チャートでとてもキレイな六ぼう星ができあがる相性でしたが、あれよあれよと言う間に「お膳立て」が整ってしまって。ある意味、「見事」で傍で見ていて驚くほどでした。(でも娘はその「お膳立て」が気に入らなかったらしい)
その辺、人それぞれでしょうが
息子の場合は、今の状態がぶっちゃけとても嬉しそう・・。毎日ニコニコ暮しています。
息子は「今が人生で一番幸せ♪」とよく言います。
そんなこと言ってくれるとは、ありがたいですね・・
娘にとっては台湾暮らしは非常に不評に終わったため、親としては大きな挫折感を感じていただけに、息子のこの言葉はとても嬉しいです。
性格の違いと、娘(非HSP/HSS)と息子(HSP/ 非HSS)の違いなんでしょうかね・・
(多くの非HSPの人たちにとって台湾は「別に住みたくない」とか「ぬるい」「つまらない」「日本のほうがいい」等私も今まで言われてます汗)
今日も仕事のあと、息子は三越内のゲーセンに1人で行き(海外のゲーセンに1人で行くというのも驚くが。日本では考えられない行動力だよ)
「太鼓の達人」をして太鼓をドンドコ叩き(なんか点数も高得点だったらしいよ)
仕事の前後には好きなイチゴケーキやらチョコケーキやらをパクパク。
(甘いもの好き。「パソコン打つのは頭使うから糖分必要だから」とケーキをおねだりしてくる)
そして昨日、私はカフェで目撃してしまいましたが、息子はケーキの側面のセロハンについているクリームを見事にキレイに取っていました。真剣な顔で・・。
日本だと人目を気にし、まずやらない行為ですが、台湾だと人が誰も人に注目しないので、人目から解放され、毎日楽しげにいろんなやりたいことやってますね・・
こういうところが台湾の「ラク」なところでもあるのですが、お行儀がちょっと悪くなるかもね・・
毎日仕事ばかりで忙しい生活だし、息子に言わせれば、私にしょっちゅう「ムチャ振り」されているらしいですが(私はその自覚ないし息子のほうが甘いと思うけど)
息子は上手に気分転換しつつ、楽しそうに毎日けっこう上手に生活できてる人かも・・と見ていて思います。
息子は、私の仕事の手伝いの他に、
スーパーに買い物に行ったり、洗濯したり、部屋の大掃除までしてくれている。ご飯も作ってくれたりする。豚汁とかね。
考えてみればけっこう良くやってくれているかも・・
(日本では不登校・引きこもり状態でほとんど外出しなかったし、父親とケンカして物にあたったり家の中を破壊したりしていてとても非生産的・不健康な生活だったけど、台湾では非常に生産的・前向きで健康的のような。)
また息子は日本ではすぐ鼻血出したり「しんどい・・」「疲れた・・」と言っていてあんまり動けない・働けないタイプだったのですが
(私も同じなのでその辺よくわかるよ。なんで日本ってただ生きてるだけであんなにしんどいんかね?)
息子は台湾でなら毎日なんだかよく動いているし、筋トレもしているし
仕事の手伝いも(日本にいるときよりは)ずっとやっているし、日本より海外でのほうが働ける人みたいです。
(こういう人けっこういるかもと思う。「日本でやっていけないのに海外でやっていけるわけない」と思いがちだけど意外と逆かもと思う)
私も日本にいるとダルくて。
日本にいたときは、ほとんど外出しない生活を送っていました。
外出するのは満月前と新月前と一応決めて、そのときに予定を入れるようにしていました(その時期だけは毎月少しパワーが多め、比較的元気なので)
でも台湾ではほぼ毎日のように何かしら自然に外出しているので
「なんで毎日外出する元気あるんだろう・・」と自分でもこの差には驚きます。
「海外(台湾)だと元気」なのですね。日本にいるときよりも。
占星術的にも、息子は10室テイルだから、父親運・社会運は日本では恵まれてるとは言い難いですね・・不登校も10室テイル的なことだしね。
海外しかムリなタイプ、海外でないと良さを生かせないタイプなのかもね。(たぶん)
でもね・・・
私の息子に生まれ
「不登校はみっともないから」と福岡の父親のところを追い出され
日本がどうにも性に合わない私の元にこの先もずっと居たいならば
そして日本でも台湾でも学校に行かないならば
息子はもう私の手伝いをガンガンやるしかないだろうってことですよね。
ちょっと(かなり?)変っているけれど
いわゆる「フツウ」の生活、「普通の道」ではないかもしれないけれど
そういうふうに柔軟にしたたかに、そして楽しく幸せに海外で生きていく日本の男の子が、世の中にいてもいいと思うんですよね。
というか、そういう人たちが、世の中もっともっといてもいいんじゃないかな~と私は思っています。