HSPのP子のブログ

日本を飛び出し、息子と二人で台湾に住んでいるP子のブログです。

「子供のため」に頑張ったってほとんど報われないしね~

さて。

子育てを17年近く頑張ってみて。

 

「子供のために」と頑張ったって、ほとんど報われないものなんだなー、と言う事を知りました。

 

実際、自分自身も親の意向に沿った人生など全く全然送ってないので、まあそんなモノなのかも・・しれません。

 

「子供のため」と思っていろいろしてあげていても

それは子供にとっては「実際、迷惑」だったり「別にしてくれなくてもいいのに」的なことも、とてもとても多くて。

 

してあげていることで「結果的に子供を図に乗らせてしまった」的な皮肉な結果になることもあるものです。

 

だから、私はもう子供のために頑張りたくなんかありません。

息子にしても 、「自分の人生なんだから自分で選べば~」と思っているし

結局はそれが一番いいだろうし。

 

できるだけ私が「息子のためを考えない」ようにしたほうがいいし、そうしないときっと、本人が甘えてしまってダメになるし、私も倒れるかもなーと思っています。

 

日本は「子供のため」に頑張っているお母さんたちが妙に多過ぎのような気がするし

「子供のため」と母親が尽くしがんばることが「美徳」と教育されているみたいなところがあるし

「母親なら何だかそうしなきゃいけないんじゃないの」的な雰囲気や言外の押し付けがましさみたいなものを感じてしまうのですが

本来、それは人それぞれで、自由な部分のはずなのですよね。

ただそれを全部母親に押し付けると、ラクな人たちがいるというだけで。

 

それに子供だって将来までを「管理」されるのはきっとイヤだろうと思うのです。

親子でも、人生も、適正も、生きる方向性も、きっと別々だしね。

 

だから「母親は子供のためにあんまり頑張り過ぎないほうが結局はいいのかも」と思ってしまう、今日この頃です。

 

とにかく「自分のため」に生きて、「そのついでに子供もね~」くらいのスタンスのほうが、結局は幸せになりやすいかもと思います。

母親も子供も。

 

非HSPが「ひたすら自分のため」を最優先して動いているのをみると

その姿には美しさはみじんも無く、あさましさと醜さを感じますが

「ある意味たくましく、賢く、アッパレだな」とも思います。

 

HSPだったり、エンパスだったりすると、そんなつもりなくても、ついついいつの間にか

「気付かず相手のため」に動いてしまっていた・・動かされてしまっていた・・無理してしまっていた・・結局無理を重ねて倒れちゃった・・

とか

「なんだかいつの間にか利用されてしまっていた・・?」と愕然とすることや

「親の見栄のために自分は勉強していたかも・・」と呆然としてしまうことや

そういう類の目に遭ってきたHSPやエンパスの人たちってきっと多いかも・・と思います。

 

特に進路や仕事等については「親や社会の意向」を汲むよりも

「自分の適性・したいこと」を最優先させないと、結局はからだ壊して倒れたりしますからね、HSPの場合。

 

非HSPは競争世界で「人より自分が(ちょっぴりでも)上だ」と思うことでとにかくHSPには理解できないほどの大きな生きがいを感じる、そういうことができる人たちみたいなので、その辺がHSPとはどうも別人種みたいだなー、と感じています。

また世間の人が「良かれ」と思って教えてくださる「一般的な」考え方のほとんどは非HSP向きで。

HSPにはたぶん全然当てはまらないこともとても多いです。

だから「人のいうこと」って、多分あんまり聞かなくてもいいと思うんですよね、ぶっちゃけ^^;

右から左に流しておけばいいんです。